痔瘻手術体験記 #2 MRI検査で正式診断。手術決定と大腸カメラの話

初めての診察の日

触診で指を入れられた。違和感はあったが、痛みはそれほどではなかった。

指で背中側のほうを押すと、何か固いものがあるらしく
「十中八九、痔瘻で、しかも背中側にできる典型的なタイプだね」と診断された。

ただし、痔瘻の場合は原発口を目視で確認することができない
そのため、正式に痔瘻と診断するにはMRI検査が必要になるとのことだった。

「MRIって結構お金かかるって聞くなあ……」

そう思いながら、初診の1週間後に紹介されたメディカルスキャン施設でMRIの予約をした。

家に帰って調べてみた

家に帰ってから、痔瘻についてネットで調べた。

どうやら痔の中でも厄介な部類で、基本的な治療法は手術しかないらしい。

手術にもいくつか種類があるようだった。

  • 切開開放術:一番シンプルな手術。背中側にできた痔瘻に対して行われることが多いらしい。

  • シートン法:痔瘻と肛門をゴム紐でつなぎ、時間をかけてゆっくり切断していく方法。痛みや後遺症とかは少ないらしいが、私が受診した病院では特に説明はなかった。

  • 括約筋温存手術:複雑な痔瘻や、背中側以外にできた場合に行われる手術らしい。

とはいえ、どの方法にしても結局は手術になる。

どうにか薬だけで済まないかと願いながら、検査の日を待った。

MRI検査

朝から絶食で、造影剤の点滴をしながらMRI検査に臨んだ。

1時間ほどですべて終わり、MRIの結果をCDに焼いてもらった。
それを病院に渡し、再度診断を受けることになった。

結果、正式に**「痔瘻」**であると診断された。

MRI検査を経て、痔瘻と診断されると、基本的には手術が前提になるケースが多いらしい。

痔瘻の説明

医師からは次のような説明を受けた。

  • 痔瘻の場合、クローン病の可能性がある

  • 稀にがん化する可能性もある

  • 基本的な治療は手術のみ

痔瘻の場合はクローン病が原因になっているケースもあるため、
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)で確認する必要があるとのことだった。

さらに手術後についても説明があった。

  • 1か月は禁酒

  • 激しい運動は禁止

  • しばらくは痛みや出血が続く

  • そのためおむつ生活になる可能性もある

私の場合は、手術と同じ日に大腸内視鏡検査も一緒に行う予定になった。
本来なら別日に受けることもあるらしく、検査が一つ増えたことに少し憂鬱な気持ちもあった。
ただ、幸か不幸か手術と同じ日にまとめて受けられることになり、結果的にはそのほうが楽だったのかもしれない。

いずれにしても、手術を受けること自体は決まっている。

物心ついてから手術の経験がない私にとって、手術はやはり不安だった。
しかし、がん化する可能性があると言われると、受けないわけにもいかなかった。

 

手術のタイミングについて

ただ、MRIを受けた日から2か月ほどの間に

  • 友人の結婚式

  • マラソン大会

など、いくつか予定が入っていた。

そのため、手術日の決定はいったん保留にし、仕事やプライベートの予定を考慮して決めることにした。

医師からは
「できるだけ早くやったほうがいい(放置すると複雑化する可能性もある)」
と言われていた。

そこで、すでに決まっていた予定がすべて終わったタイミングで手術を受けることにした。

結果的に、MRIから約2か月弱後に手術日を決めた。

術前検査

手術の前には検査が必要になる。

主な内容は

  • 血液検査

  • 心電図

  • 患部周辺のレントゲン

など。

ここで明らかな異常があると、手術できないケースもあるそうだ。

内容としては、会社で受ける健康診断とほぼ同じだった。

そこそこの値段だったので、会社で健康診断を受けさせてもらえるのはありがたいことなんだな、と思ったりもした。

手術までの時間

あとは手術を待つだけ。

その間、プライベートの予定を全力で楽しんだ。

予定になかったアクティブな予定もいくつか追加した。

仕事終わりに銭湯へ行き、そのまま鳥貴族へ行く。
手術後はしばらくお預けになる行為を、一通り楽しんだ。

普通に生活できるって、幸せなんだなと思った。

ちなみに料金

ここまでで、診断から手術決定までにかかった費用はだいたいこのくらいだった。

  • 診察(初診〜3回目):約3,500円

  • MRI:約11,000円

  • 術前検査:約5,000円

だいたい調べていた通りくらいの値段でしたが、術前検査の値段が想定外でした。

 

そして、いよいよ手術の日が近づいてくる。

次回は痔瘻の手術当日の流れや痛みについて書こうと思う。

 

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